練習船いつくしま in インド

2025年7月10日

【チェンナイ入港のご報告】
練習船「いつくしま」は、20日間に及ぶ遠洋航海の中で最も長い航海を終え、第五寄港地であるインド・チェンナイに入港いたしました。前寄港地である冬のオーストラリアとは対照的に、夏のインドでは強い日差しのもと、インド沿岸警備隊(ICG)による盛大な歓迎を受けました。

また、本航海中に「いつくしま」は就役1周年を迎えました。1枚目の写真は、シドニー出港から約2週間後、インドネシア共和国赤道付近の赤道無風帯(ドルドラム)にて撮影されたものです。鏡のように穏やかな海面は、大洋航海において極めて稀な光景です。

今後も「いつくしま」は、安全航行を第一に、研鑽を重ねてまいります。


【ICG主催レセプション Samanvayam!】
チェンナイ入港当日の夜、市内ホテルにてICG主催のレセプションが開催され、乗組員および実習生が参加しました。会場ではインドの伝統舞踊の鑑賞やインド料理の試食を通じて、インドの文化に触れる貴重な機会となりました。また、ICGのオフィサーや現地大学生との交流を通じて、インドおよびICGの活動への理解を深めることができました。


【ICG巡視船および航空基地訪問】
翌日には、実習生が今回のホストシップであるICG巡視船およびICG航空基地を訪問しました。巡視船では、ICGの業務内容について学ぶとともに、軽食を交えた交流を通じて乗組員との親睦を深めました。航空基地では、航空機を用いた海上監視の重要性について学び、ICGの多岐にわたる活動への理解を深めることができました。


【ICG長官の来船】
別日には、インド沿岸警備隊(ICG)長官シヴァマニ氏をはじめとするICG幹部の皆様が「いつくしま」に来船されました。船内では、彼末海上保安監および溝口船長が応対し、最新鋭練習船「いつくしま」の船内ツアーを実施しました。双方によるギフト交換も行われ、友好と連携を深める有意義な機会となりました。

静寂の中を進むいつくしま
静寂の中を進むいつくしま
入港式典の様子
入港式典の様子
伝統舞踊ダンサーによるパフォーマンス
伝統舞踊ダンサーによるパフォーマンス
軽食をいただく実習生
軽食をいただく実習生
ICGの航空基地にて
ICGの航空基地にて
ICG施設での集合写真
ICG施設での集合写真
ICG長官来船にて
ICG長官来船にて

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