シンポジウム『海上保安における競合と協力』を開催(11月23日土・祝)
2024年11月18日
2024年11月18日(月)17:00 まで延長します!締切: 事前予約制(参加無料)です。
現地参加をご希望の方はこちらからお申込み下さい。
現地参加申込は終了いたしました。オンライン視聴での参加をご検討ください。
開催概要
タイトル
日本財団海上保安研究基金 令和6年度学術シンポジウム
海上保安における競合と協力 ~今日の国際環境といかに向き合うか~
広報媒体ダウンロード:
└ポスター
└チラシ【カラー】【モノクロ印刷用】
開催趣旨
海上保安庁が向き合う海というフィールドは、島国である日本にとって生命線である。
近年では、海底に眠る鉱物資源にも注目が集まるなど、海の重要性はますます高まっている。
さらに、国際情勢や国家間のパワーバランスの変化により、海上保安行政を取り巻く国際環境は一層複雑化している。
こうした複雑な国際環境をどのように理解し、解決策を見出していくか。
このシンポジウムは、国際法と地域情勢の研究者による討論を通じてその知見を融合させる海上保安大学校初の試みである。
この試みを通じて、日本が直面する海上保安の諸問題を適切に理解し、解決するための新たな視座を発見したい。
※本シンポジウムは、それぞれの学問領域から自由な討論を行うことを目的としたものであり、個々の発言内容は政府の見解を示すものではありません。
開催日時
2024年11月23日(土曜日・祝日) 13:00-17:00(12:30開場)
開催場所
一橋大学 一橋講堂
〒101-8439 東京都千代田区一ツ橋2丁目1-2 学術総合センター 2階
東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線神保町駅(A8・A9 出口)徒歩4分
東京メトロ東西線 竹橋駅(1b 出口)徒歩4分
会場地図(一橋講堂HP)
※入館に際しまして身分確認を求められておりますので、来館の際は身分証のご提示にご協力ください。
主催
海上保安大学校 海上保安国際研究センター
公益財団法人海上保安協会
─海上保安国際研究センターとは?─
かいほジャーナル97号(海上保安庁ホームページ)【PDF形式】
登壇者
※登壇順
渡邉 保範 (現状報告)
前海上保安庁海上保安監
1988年に海上保安大学校を卒業後、警備救難業務を中心に海上保安庁の中核で活躍。第九管区海上保安本部長、本庁警備救難部長を経て、2023年から24年にかけて前職。
坂元 茂樹 (座長)
神戸大学名誉教授
専門は国際法(海洋法・国際人権法など)。国際法学会、国際人権法学会の理事長を歴任し、現在も日本海洋政策学会会長、常設仲裁裁判所裁判官などを務める。
西村 弓
東京大学大学院教授
専門は国際法(海洋法、国家責任法)。上智大学法学部教授等 を経て現職。研究の傍ら、現在、内閣府総合海洋政策本部参 与(2022年~)等の政府委員も務める。
野中 健一
海上保安大学校 海上警察学講座教授
専門は地域研究(韓国)。『竹島をめぐる韓国の海洋政策』を 執筆。同書により日本沿岸域学会から出版・文化賞(学会賞) を授与される。海洋調査技術学会評議員。
岩谷 暢子
海上保安大学校海上保安国際研究センター主任研究員
専門は国際法、国際機構、島嶼国。外務省在職時に国連代表部やフィジー等に赴任。著書に『国連総会の葛藤と創造:国連 の組織,財政,交渉』(信山社2019年)等。
山影 統
海上保安大学校海上保安国際研究センター主任研究員
専門は中国外交(史)、国際政治。東京大学などで非常勤講師を担当し、2023年から現職。現在は中国地域研究の専門家と して、中国の海洋政策の研究にあたる。
兼原 敦子
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹
公益財団法人笹川平和財団上席フェロー
専門は国際法(海洋法、国家責任法)。海上保安庁政策アドバイザー。「みなみまぐろ事件」「南極海捕鯨事件」における日本政府弁護人・顧問など、政府委員を歴任。
飯田 将史
防衛研究所 理論研究部長
専門は中国の外交・安全保障政策、インド太平洋の国際関係。防衛研究所中国研究室長等を経て、現職。著書に『海洋へ膨張する中国』(角川SSC新書、2013年)他多数。