第70期 パラオ海上保安機関施設見学

2024年7月2日

日時

令和6年6月19日(水)0830~1530

場所

パラオ共和国海上保安機関施設

実習生は寄港したパラオ共和国(コロール市)において、パラオ共和国海上保安機関(DMLE※) 及び巡視船「KEDAM」(平成30年に公益財団法人日本財団より供与)を見学しました。業務内容や日本、米国、豪州からそれぞれ庁舎や巡視船及びそれらの運用資金が供与されているという説明を受け、実習生にとって、他国海上保安機関への能力強化支援について具体的に知る貴重な経験となりました。

※DMLE:パラオ共和国法務省海上警備・魚類野生生物保護局海上法令執行部
(Division of Marine Law Enforcement, Bureau of Maritime Security and Fish & Wildlife Protection, Ministry of Justice, Republic of Palau)

実習生のコメント

私たちは、パラオの海上警備魚類野生動物保護部の見学をさせていただきました。パラオは日本やアメリカ等からの支援を受けて、海上保安能力を強化していると勉強したことがありますが、実際に見学を通して、船舶の監視システムや巡視艇には最新鋭のものが使用されていることを知り驚きました。遠洋航海でパラオに来て、現地の状況や雰囲気を肌で感じることができ、かけがえのない経験となりました。残りの遠洋航海でも積極的に海外の人々と交流し、文化に触れることで自らの視野を広げ、現場で活躍できるよう、残りの乗船実習も日々励んで参ります。

(機関科 荒川颯汰)

各国の支援状況について説明を受ける様子
各国の支援状況について説明を受ける様子
巡視船「KEDAM」の前で記念撮影
巡視船「KEDAM」の前で記念撮影
日本がパラオに供与した船を見学する実習生
日本がパラオに供与した船を見学する実習生

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