第69期 第13号 ボルチモア入港
2023年6月26日
日時 |
令和5年5月31日(水)~6月5日(月) |
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場所 |
ボルチモア |
天候 | ー |
サンフランシスコを出港した後にパナマ運河を通航し、5月31日に私達はボルチモアに入港しました。入港後の歓迎式では現地の方々に温かく迎えて頂きました。
停泊中は海上保安庁から出向されている方々による業務講話、大使館旧公邸や米海軍士官学校等の施設見学、そして大使館主催の交流イベントがあり様々な知見、経験を得ることができました。
また、ご多忙の中お越し頂いた駐米特命全権大使の冨田大使から激励を受け、実習生一同の士気が高まりました。
ボルチモア港に入港して
サンフランシスコに続く2つ目の寄港地であるボルチモアにおいても入港歓迎式が行われ、日本大使館職員の方々をはじめとする、現地の方々に温かく迎えて頂きました。
この遠洋航海が多くの方々のご協力やご支援により実現していることを改めて実感し、感謝の念を抱くと共に、より一層真摯に実習に取り組み、少しでも多くの事を学び取り、業務の糧とせねばならないと感じました。
(国際航海実習課程 福本 峻吾)
冨田特命全権大使の激励を受けて
ボルチモア入港後、駐米特命全権大使の冨田大使から激励を頂くという大変貴重な機会がありました。冨田大使からは、国際社会において日本がどうしていくべきなのか、当庁が求められていることはどういったものなのか等といった内容をお話しして頂きました。いずれのお話も大変興味深く、私を含め実習生全員が食い入るように拝聴しました。
また、実習生からの質問にも全て答えて頂き、主任として現場に出て活躍するために必要な見識を高めることができました。
(通信科 小池 雄太)
大使館主催の交流イベントに参加して
私は大使館主催の交流イベントにて日本文化の1つである書道を現地の方々に紹介しました。イベントに参加された方の名前を漢字で書き、プレゼントしたり、実際に筆を執ってもらい書道の体験をして貰いました。体験された方々の内、半数以上は書道経験があり達筆な方も多く、とても驚きました。また、書道は道具の準備に手間がかかるため、手軽にできるものではないので今回の企画で多くの方に体験して頂けたことを嬉しく思います。加えて、日本文化紹介を通じて日米の信頼関係強化に少しでも貢献できたことやそのような場に参加できたことを誇りに思います。
(機関科 山崎 京祐)
USCGA学生との交流を通じて
サンフランシスコ出港からボルチモア入港まで4名のUSCGA(米国沿岸警備隊士官学校)学生がこじまに乗船し、私達実習生と寝食を共にしました。それぞれの学生は、私達実習生と同様に航海科、機関科、通信科のワッチに入り、実習生による英語での説明を受けながら実習を行いました。また、ナイトディスカッションやパーティを通じてUSCGAと海上保安大学校の違いや、それぞれの国での文化の違い等についても語り合い、想像以上に共通点が多いことに驚きつつ、話に花が咲き会話が止まりませんでした。
言葉の違いこそあれども、同じ志を持つ同年代の学生同士で時間を共有できたことは、私達にとってのかけがえのない経験となり、また、互いに強い絆を結ぶことができました。この経験を忘れずに今後の実習に臨みたいと思います。
(航海科 内田 洋都)