学生サポート
大学校生活をサポートする様々な制度について紹介します。
オリエンテーション

海上保安大学校は、「海上保安庁幹部候補生として不可欠な集団活動の遂行に関する資質を習得させる」という目的で全寮制となっているため、新入生は入寮後、今までとは全く異なる生活を送ることになります。大学校ではそんな新入生をサポートするため、オリエンテーションを実施しています。
オリエンテーションは、着校から入学式までの間に、大学校生活において必要とされる規範及び行動様式を早期の段階において集中的に教示するとともに、新しい環境に順応するための手助けを行うため、本科3・4学年のオリエンテーション委員が情熱を持って実施します。

チューター制度

チューター制度とは、本科新入生に対し学業及び学生生活全般について指導・助言をすることで大学校生活への円滑な導入を図ることを目的として作られた制度です。
新入生が初めて経験する集団生活に順応しながら学業を全うし、有意義な学生生活を送ることができるよう、訓練部の教官ではなく「大学」としての授業を行う各講座(基礎教育講座・海上安全学講座・海事工学講座・海上警察学講座)に所属する教官が年間を通して支援を行います。
1名の教官が約5名の新入生の担当となり、着校から入学式までのオリエンテーション期間中に4回、その後は1か月に約2回の面談機会を設けている他、随時相談に応じています。
相談室

【例えばこんな時にご利用下さい】
- 大学校生活に馴染めない
- 進路について考えたい
- 人といると緊張する
- 家族のことで心配なことがある
- イライラすることが多くなった
- 眠れない、食欲がない
等々
相談室では、資格を持ったカウンセラーが様々な問題や悩みについてカウンセリングを中心として学生・研修生のサポートしています。
【スタッフ】
メンタルヘルス対策官(資格:公認心理師、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー)
【利用方法】
必要の都度、メール・内線等によりお申し出下さい。連絡先は入学時にお伝えしています。
【利用者の声】
- 入校当初から、慣れない寮生活・進路相談・体調管理に至るまで様々な場面で気軽に相談できました。面談だけでなくチャットや電話でも相談できるので、制限のある寮生活内において利用しやすかったです。すぐに答えが見つからないようなことで合っても、話を聴いてもらうだけで気持ちが落ち着くので、気軽に相談室を利用してみて下さい!(Nさん)
- 私は日々の生活の中での人間関係について悩んだことで相談室を尋ねました。親身になって話を聴いてもらえると、周りは敵ばかりではないということに気付くことができました。私はそれ以降、人付き合いで困ることが減りました。(Kさん)
医務室(国土交通省共済組合直営診療所)
海上保安大学校には、国土交通省共済組合の直営診療所として医務室が開設されています。
医務室は学生が利用しやすいように、学生寮(三ツ石寮)2階に位置しています。
診療費は、受診日の翌々月の給与控除により一部負担金(診療費の3割)を徴収します。
【スタッフ】医師・看護師各1名
【診療時間】平日 9:00~16:45まで(土日祝は休診)
*その他、授業対応等により不在の場合があります。